10月から『コウノドリ2』がスタートします。2年前の前回は2015年の同じクールでした。毎回かなりシビアな妊娠・出産・育児についての問題が取り上げられていて、かなり泣かされましたね。

今回は、これからクランクインを迎える『コウノドリ2』の撮影が予想されるロケ地の予想と2年前の『コウノドリ』のおさらいを中心に書いていきます!
 
 



スポンサーリンク



『コウノドリ2』のロケ地として予想される場所


出典:http://girlschannel.net/

『コウノドリ』は周産期母子医療センターの医師達が立ち向かう様々な妊娠・出産に関するトラブルをテーマにした医療ドラマです。

『コウノドリ2』のキャストも2年前と大きな差はない事から同じ病院が舞台になっている可能性が高いので、今回のロケ地も前回のおなじみの場所になってくると思います。

そういえば前作で院長が新施設を建設したいとかウキウキしていたような。舞台が新天地って可能性もなくはないですね。
 
 

メインロケ地『ペルソナ総合医療センター』は神奈川県立がんセンター


出典:http://kcch.kanagawa-pho.jp/

綾野剛が演じる主人公達が務めている病院『ペルソナ総合医療センター』は横浜にある神奈川県立がんセンターがロケ地に使われていました。

主に外観を撮るショットや、中庭などの屋外のシーンがこちらで撮影されていました。
 
 

院内のナースステーションは東千葉メディカルセンター


出典:http://www.tkmedical.jp/

病院の外観は横浜なのですが、メインキャスト達のシーンが多いナースステーションは千葉の東金市の東千葉メディカルセンターで撮影されています。

綺麗で近代的なナースステーションからわかる通り、とても立派な病院でした!
 
 

院内の屋上は綾瀬市役所


出典:https://www.city.ayase.kanagawa.jp/

医療ドラマの定番、落ち込んだり、気分転換に足が向く屋上はなんと綾瀬市役所の屋上で撮影されていました。

同じ施設にいる設定なのに病院内のシーンはこの3ヶ所を転々としていたんですね!
 
 

サクラが『ベイビー』としてピアノを弾くライブハウスはBLUE ALLEY JAPAN


出典:http://www.bluesalley.co.jp/

『コウノドリ』が他の医療ドラマとちょっと違うところは、主人公が医師とは他に素性を明かさないピアニストとして活動をしている所ですね。

ほぼ毎回必ずピアノライブを開いているシーンがあります。そのライブハウスのロケ地は目黒のBLUE ALLEY JAPANという所でした。

ドラマでやっていた様に、食事をしながらライブを聴ける所です。

お店のサイトはこちらです
BLUE ALLEY JAPANのサイト
 
 

医師達で良く飲みにいっている居酒屋が赤坂もつ千


出典:https://tabelog.com/

吉田羊が演じるベテラン助産師がいきつけとして頻繁に飲みに行くようになった豚足煮が美味しいっていう居酒屋は、TBSのお膝元、赤坂の居酒屋赤坂もつ千で撮影されていました。

実際のお店もとっても美味しそうです。
赤坂もつ千のサイト
 
 

ロケ地は県立病院や市役所なのは珍しい!?

『コウノドリ2』のロケ地として予想される前作のメインロケ地を見てみると、県立病院や市役所など県や市の公的施設がロケ地を提供しています。

結構珍しいことみたいですね。

特に病院での撮影は日々対応している患者さんの通院に支障が出ないよう気を配るだけではなく、外部から沢山のスタッフが院内に入ってくることになるので、基本的に患者さんと接触するような場所は使えません。

当たり前ですが、手術室やNICUなどはテレビ局のスタジオのセットです。かなりリアリティがありますよね!
 
 



スポンサーリンク



『コウノドリ2』が始まる前に『コウノドリ』のここが人気!ヒットのワケをおさらい


出典:https://twitter.com/kounodori_tbs
医療ドラマと言えば、難関な手術で命が危うく、ピンチになるけれど奇跡的に助かってハッピー!という展開が王道ですね。

しかし『コウノドリ』はかなり現実をシビアに切り取っていて、それでいて奇跡的な展開もあったりするので、リアリティがとても高いドラマです。

2年前は観ていなかったけれど、シーズン2をやると聞いて興味が沸いたという方にも知ってもらいたい、続編『コウノドリ2』を決定づけたその『リアルさ』や人気のワケをご紹介します!

助からない命もある

誰もが手術をためらう様な難しい手術でも、絶対に患者を助ける!と息巻いて手術に挑み、色々とイレギュラーな展開が起こってピンチになりつつも、成功して患者は助かる!ありがとう先生!という医療ドラマが多い中、このドラマは助けられなかったというケースが何回か出てきます。

助かったとしても、重い障害が残ってしまったというケースもあります。生きて産まれたからそれでオッケーってわけじゃない場合もあるんだという事がわかります。

医療に従事している方から見たらありえない展開もあるかもしれませんが、毎回誰もがハッピー!みたいな展開の非現実感がないというリアリティがあります。

助けられない命もあるからこそ、目の前の命を助けるために全力を尽くす姿の緊張感も増すのかもしれません。

観ているほうも命の大切さを再確認して、特に妊娠・出産を体験した女性達に感動を呼びました。

出産シーンの赤ちゃんの月齢が早い

ドラマで出産シーンがあると、人形だったり生後数か月の赤ちゃんを抱き上げたりする事が多いですよね。

日本のドラマのスタッフの技術だと、頑張って作った感はあっても人形だと一目でわかります。

実際『コウノドリ』のドラマの中でも、産まれたての赤ちゃんの口に器具を入れるシーンなどは人形を使っていて、ああ人形だなと丸まわりでした。

本物の赤ちゃんを起用していても、産まれましたよーって取り上げられた赤ちゃんが既に生後3ヶ月くらいの赤ちゃんで新生児には見えなかったりして、その瞬間に感情移入していた所から一気に覚めちゃうこともあるんですよね。

『コウノドリ』ではほぼ新生児の月齢が早い赤ちゃんが出てきて、しかもびしょびしょに濡れていたりと手が込んでいて本当に出産しているみたいでした。

また、超未熟児の赤ちゃんも実際の赤ちゃんが出ていたりして、保育器に入った赤ちゃんに触るシーンでは、触れたた指に小さな手の指先を白くしてぎゅっと握り返す所は人形では出せない感動がありました。

小栗旬が凄かった

1話の終わりと2話で出て来た小栗旬が好演していました。

臨月の妻が交通事故にあい、意識が戻らないまま死んでしまいそうになってしまって、生きているお腹の子をすぐに出そうとすれば妻の死期を早める。

しかし母体が安定しているうちに赤ちゃんを取り出さなくては赤ちゃんも助けられないかもしれない。今すぐ赤ちゃんを取り出しますか?どうしますか?

という決断を迫られて苦悩するという役どころでした。

さすが小栗旬、という感じでとても感動しました。もちろん、他のエピソードを演じていたそれぞれのキャスト陣の演技力も高かったのですが、頭ひとつ抜けていたような気がしました。

反響が良かったのか、最終回までちょくちょく登場しましたね。最終回で成長した娘役が小栗旬に似ていて、慣れた感じで抱き上げられていた事もあって小栗旬の実子なのではないか?という話題にもなりました。

星野源人気も拍車がかかってる!

2年前は『SUN』のヒットもあって星野源人気が急上昇した頃です。

普段の星野源はニコニコした朗らかな人柄ですが、ドラマの役どころは過去に明るく接していた患者が禁煙出来ない事を厳しく止められなかったせいで胎盤が剝れて死んでしまったというトラウマを抱え、極度に不愛想な医師でした。

不愛想のままでも、時々同僚の頑張りを称えてパック牛乳をくれたりとか、不器用なツンデレっぷりがタマラナイ!みたいな感じで女性ファンが悶絶していました。

『コウノドリ2』は去年の『逃げ恥』のヒットを経て、さらに女性ファンを取り込んで期待が高まっていますね。

10月のスタートが楽しみです!



スポンサーリンク