高視聴率を獲得してきた月9復帰作の「コードブルー」も、いよいよ最終回を目前に控え、撮影もクランクアップを迎える頃ではないでしょうか?
今回は、「コードブルー」の病院のロケ地を中心に、「コードブルー」とは一体どういう意味なのかといったことについても言及していきたいと思います。
このページに書かれていることは...
コードブルーのロケ地になっている病院名は?
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コードブルーのメインロケ地として使われている病院は、シーズン1からシーズン3を通じて同様でした。
それが千葉県印西市鎌苅にある「日本医科大学付属千葉北総病院」です。
ここは、ドクターヘリのためのヘリポートもあります。
コードブルーでは、「翔陽大学附属北部病院」略して「翔北病院」が舞台となっていますが、そこのメインのロケ地に使用されています。
この「日本医科大学付属千葉北総病院」に関して、簡単に説明したいと思います。
この病院は、北総線印旛日本医大駅徒歩5分の場所にあります。
ここは、1994年に開設され、2001年にドクターヘリが導入されたことで知られています。
そして、この病院は「ドクターヘリ」発祥の地としても知られています。
そんなドクターヘリ発祥の地がコードブルーの翔北病院のモデルとなっているわけです。
この病院に併設されているヘリポートももちろんロケ地なわけですが、撮影に当たり、コードブルー仕様に変わったそうです。
また、コードブルーの作中で、フライトドクターたちが着用している青い服装があると思います。
あれも、日本医科大学付属千葉北総病院のものがモデルとなっているそうです。
コードブルーの病院ロケ地は全て「日本医科大学付属千葉北総病院」なのか?
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「翔陽大学附属北部病院」のモデルとなっているメインの病院は、「日本医科大学付属千葉北総病院」なわけですが、他にもロケ地は数多くあります。
そして、その多くは千葉県を中心に撮影拠点が確保されています。
ロケ地は千葉が中心となっていますが、ヘリ要請を行う消防本部の名前の大半も千葉にある地名となっているそうです。
ここでは、コードブルーの主なロケ地について紹介していこうと思います。
まず、病院撮影として使われたシリーズ1のロケ地について紹介していきます。
コードブルーシーズン1のロケ地!
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簡単に、コードブルーシーズン1のメインロケ地を一覧にしてみました。
①「翔陽大学附属北部病院」:
舞台⇒千葉県印西市鎌苅にある「日本医科大学付属千葉北総病院」※前述
②「翔陽大学附属北部病院の屋上」:
舞台⇒千葉県千葉市中央区青葉町にある「千葉市立青葉病院」
③「翔陽大学附属北部病院の食堂」
舞台⇒千葉県千葉市稲毛区轟町3丁目にある「千葉経済大学」
④「エンディングに出てくる滑走路」
舞台⇒茨城県龍ケ崎市半田町にある「龍ヶ崎飛行場」
上記がコードブルーシーズン1のロケ地になりますが、2つ目の千葉市立青葉病院以外はコードブルー3でも同様のロケ地が使用されています。
それでは次にコードブルー3から新しく増えたロケ地について紹介していきたいと思います。
コードブルーシーズン3からのロケ地!
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ここでは、すでに紹介したシーズン1で使用されたロケ地以外にも新しくシーズン3から舞台となっているロケ地について紹介していきます。
①「翔陽大学附属北部病院の中庭(廊下)」
舞台⇒千葉県八千代市大和田新田にある「八千代医療センター」
②「エンディングに出てくる格納庫」
舞台⇒千葉県成田市東三里塚にある「ANA 成田第一格納庫」
また、翔北病院のロケ地以外にも、ドラマ内に存在する他の病院のロケ地についても取り上あげていきます。
③「周産期医療センター」の病院の撮影場所として、「千葉医療秘書専門学校」が使用されました。
ここは、戸田恵梨香演じる緋山美帆子が産婦人科医として働いている周産期医療センターの舞台です。
④千葉県旭市にある「国保旭中央病院」は、総武本線旭駅から徒歩10分程度の場所にある総合病院です。
どのシーンかは分かりませんが、6月20日に山下智久さんと新垣結衣さんの撮影の目撃情報がありました。
また、上記以外にも、具体的なシーンと病院ロケ地を紹介していきたいと思います。
まず、「八千代医療センター」では、いくつかの場面が撮影されていたそうです。
そのシーンというのが、りょう演じる三井環奈と椎名桔平演じる橘啓輔が二人の息子である橘優輔といる様子を緋山が見ていたところです。
病院の中庭として、撮影に使用されていました。
また、橘が藍沢から電話を受けた病院内も、八千代医療センターでした。
そして、「千葉経済大学」も病院内のモデルとして使用されていました。
そこでの撮影が行われていたのが、料理人で患者の緒方と一番弟子が話しているのを緋山が聞いていた中庭のシーンです。
この他にも、緋山が緒方の離婚届に証人として書いた中庭の撮影も、この「千葉経済大学」で行われていました。
加えて、「千葉工業大学習志野キャンパス」では、第9話の撮影地の舞台となっていました。
その撮影が行われたシーンが、患者の緒方といた緋山の元に医局長として周産期医療センターへ戻ってこないかという電話が届いた時と緒方が緋山にもう会うのはやめようと話した病院の中庭です。
どちらも、緋山にとっては人生を左右するような重要なシーンとなる撮影が行われていました。
また、同じ日本医科大学付属千葉北総病院で行われた撮影の中で、その病院のグラウンドが使われたこともあったそうです。
その時には、白石、灰谷、雪村が踏切での人身事故患者3人を治療したグラウンドの舞台となっていました。
撮影は、移動を少なく、なるべく同じロケ地内で行いたいものです。
そのため、多くの撮影は、メイン舞台を中心とした千葉県内に集中しているのだと思います。
「コードブルー」とはどのような意味なのか?
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ドラマのタイトルになっている「コードブルー」とは、どのような意味なのか?
気になりつつも、特に意味を調べることなく流してしまっていた人もいたのではないでしょうか。
この「コードブルー」とは、医療用語で、「緊急患者」という意味があるそうです。
これは、病院内で緊急患者が発生した際に医師の間で使用される隠語ということになります。
「コードブルー」の他にも「コード○○」という隠語はいくつか存在するみたいです。
この「コードブルー」というのは、病院内に既に医師がいる場合、搬送を必要とせずに現場に医師を集めるため用いられます。
そのため、病院内で緊急患者が出た時にその場所に医師を集めるため、「コードブルー」の館内アナウンスがかけられるそうです。
この「コードブルー」の「ブルー」は最優先事項を表します。
そのため、この「コードブルー」というのは、医師にとって何より優先しなくてはならないこととなります。
そして、迅速に医師をその現場に集めるための役割を果たしています。
ひとたび「コードブルー」がかかれば、院内の医師全員が集まってくるわけです。
それは、診療科目関係なく、また、一人前の意思でない学生や研修医、新人医師も必ず向かうことになっています。
その館内アナウンスはどのようにかけられるのか?
「コードブルー!コードブルー!〇棟〇階〇号室前!院内にいる医師は直ちに集まってください!」といったように使われるそうです!
この「コードブルー」がいかに緊急性が高いかが分かっていただけたことだと思います。
それにしても、なぜ、院内の医師全員が集まってくるのか…
その一番大きな理由は、患者の原因が分からないからです。
そして、患者の異変の原因が分からないからこそ、医師の専門性を問わずに収集することで、診察と次への処置をスピーディーに行えるようになっています。
特に、しれが心臓や脳への影響が考えられるものであったとしたら、1秒も無駄にできないわけです。
そういう意味でも、「コードブルー」は最優先にされるべきものとして重要になっています。
そんな「コードブルー」は、院内でのみ使用される医師間の意思疎通のための隠語です。
ドラマ「コードブルー」の由来はなに?
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ドラマの「コード・ブルー」は、院外で患者の救出を行っており、隠語とは異なる意味を持っていると考えられます。
ここでは、本来的に使われる意味とは異なる意味として用いられていることが推測できます。
そのため、ドラマのタイトルの由来は明確ではありません。
でも、救急救命として急を要する現場に向かい、その現場で緊急患者と向き合うという点では、緊急性の点で類似する部分があります。
とはいえ、ドラマの中の救命救急医は、緊急の現場に向かい、彼ら自身でその現場の状況を把握した上で最優先事項を判断し、瞬時に決断を下さなければなりません。
ドラマのタイトルである「コードブルー」にどのような意味があるのかは分からりません。
でも、1秒も無駄にできない状況で冷静な判断と的確な指示を行うことのできるフライトドクターの姿に憧れる子どもたちも多いことでしょう!