今インスタグラムを使っている20代後半~40代前半までの世代は10年前のSNS人気の先駆けとなったmixiを使っていた経験がある人が多いと思います。
mixiの一つの特徴と言えば、誰が自分のページに来たのかという履歴が残る「足跡機能」でした。
誰が見に来たのかわかる事は、投稿している側にとっては有難い情報ですが、閲覧する側は少々気まずい機能でもありました。
mixiは最終的には足跡そのものが残らない仕様になり、このせいで急速に衰退したとも言われています。それだけ足跡には強い関心があるという事ですね。
その後、TwitterやFacebook、そしてインスタとSNSの流行は流れて行っていますが、足跡が気になるというユーザーの意識はまだ色濃く続いており、インスタにもそういった機能があるのか知りたいという声も少なくありません。
今回はインスタは足跡つくのか、相手に見た事がバレるのかという情報をまとめてご紹介します!
このページに書かれていることは...
インスタで相手に見た事がバレる2017年最新情報
出典:https://colorful-instagram.com/
インスタには『閲覧者の履歴を確認する』というツールはついていませんが、投稿方法によっては足跡が残ります。
ストーリーは足跡残る!
いわゆる足跡が残ってしまうのは『ストーリー』です。
出典:https://insta-tsushin.com/
ストーリーはインスタに新たに導入された機能で、投稿から24時間経つと自動的に消える投稿です。
ストーリーを投稿すると、フォロワー側にはホーム画面の上にアイコンが表示され、見ていない投稿があればアイコンの周りは虹色の枠が付き、見ると灰色に変わります。
投稿した側には、自分の画面にのみ閲覧者のユーザー名が表示される仕組みになっており、閲覧者同士がお互いのユーザー名を知り得る事はありません。
投稿した人が自分のホーム画面からストーリーを見ると画面の左下に閲覧者のユーザー名が出てきます。さらにここをタップすると足跡の一覧がアイコンやユーザー名とともに見られるようになっていますし、ダイレクトにその人のプロフィール画面に飛ぶこともできます。
このリストは24時間たって投稿が消えると同時にリストも消えます。
つまり、ストーリーを閲覧すると相手にのみ見た事がバレる、でも相手が投稿したストーリーの足跡を確認しないまま24時間経てばバレない、ということになります。
ただ24時間以内に1度も足跡を確認しないという人は殆ど居ないのではないでしょうか。
足跡の順番は時系列ではなくなった!
以前は、投稿者に表示されている足跡リストは、そのストーリーを閲覧した順番になっていました。
ところが最近は時系列順ではなく関心度の高さに変わってきているようです。
関心度とは、そのユーザーが何回もストーリーを見に来ている、良くいいねやコメントをつける、他のSNSでも繋がりがある、などの総合的な接点で決まるようです。
投稿者は足跡リストの上位に来るユーザー程、自分を気にかけてくれている人であるという事がわかるわけですが、何回も見に来ている事を知られたくない人にとっては少々気まずい変化となりました。
ストーリーの足跡を消す方法?
ストーリーを一瞬でも閲覧すれば足跡が残ってしまう。でもどうしても自分が見た事を相手に知られたくない!という人のために、若干強引ではありますが最善の方法があるのでご紹介します。
相手が公開アカウントで投稿している場合
まず、相手が公開アカウントでユーザーの誰でも見られる状態でストーリーを投稿していて、自分が見た事がバレずに閲覧するには最も手っ取り早い方法がサブアカウントを作る事です。
インスタは同時に複数のアカウントを作れる使用になっており、簡単に切り替える事ができます。
サブアカウントの作り方
自分のプロフィール画面の右上の『・・・』をタップしてオプション画面を開いて一番下までスクロールしていくと『アカウントを追加』というメニューがあるので、そこから作っていく事ができます。
この機能を利用して、いわゆる捨垢(ダミーとして使うだけのアカウント)を作っておいてそっちで閲覧しましょう。
メインアカウントの足跡さえ残らなければ自分が閲覧した事は相手にはわかりません。
メインアカウントの足跡をバレなくしたい!
もしメインアカウントの方でうっかり足跡残る見方をしてしまった場合には話が変わってきます。
メインアカウントで足跡を残してしまった場合、ストーリーの投稿が24時間経過して消えるまでの間相手をブロックして一時的にユーザー名などを変えて再び戻すという方法が推奨されています。
ブロックをしたからと言って相手の足跡リストに残った自分のユーザー名は消える事はありません。ですがユーザー名を変えると、足跡リストに残っている自分のユーザー名も一緒に変わります。
ブロックをしてから、ストーリーの投稿が消えるまで一時的にユーザー名・アイコンの画像・プロフィール内容を全て変えてから自分のアカウントを非表示にします。
ブロックの心得
ちなみにブロックをした時には相手に「〇〇さんがあなたをブロックしました」とか気まずい通知がされる事はありませんが、多少システムに詳しいユーザーには通知されなくてもバレます。
確かにブロックをして他人を装っておけば相手が自分のプロフィール画面を見に来ても、見知らぬユーザー名、アイコン、プロフィール内容だし投稿の内容が見られることはないので誰なのかはわかりません。
ですが!
「ブロックしている」事実だけはどうしてもバレます。(自分の投稿が最初からひとつもない人は別です)
ブロックされた側から見たプロフィール画面は、投稿1で投稿しているはずなのに「投稿はありません」と表示されます。
この矛盾によって「どこのどいつかはわからないけれど自分のストーリーを見た後で自分をブロックしている人なんだ」と不快にさせる可能性が極めて高い事を理解しておきましょう。
ブロックしてさらに非表示にするのは、この不愉快がヤツは誰なんだと相手が別垢を使って確かめにくる事に対するいわば保険です。
非表示設定にしておけば、このような感じで、とりあえず相手から別垢で見にこられても投稿の内容やフォロワーなどが確認されないので特定されるリスクがおさえられます。
こうしてブロックはしたけれど誰なのかバレないまま相手からダイレクトに自分に飛んでこられる足跡リストがストーリーの投稿と共に消えた後、そっと元のユーザー名やアイコンに戻しておくということです。
高リスクである事を理解しておく
この方法は他にもリスクを伴っています。
・ユーザー名を変える前に相手に足跡を確認されているかもしれない
・自分のフォロワーに突然ユーザー名やアイコンが変わった事が気付かれるかもしれない
相手はいつ足跡リストを確認しているのかわかりません。ブロックをしてユーザー名を変える前やその最中に見られてしまうリスクはどうしても出てきます。
さらに、自分のフォロワーたちにもユーザー名アイコンが変わった事が知られる可能性が高いので、自分の投稿がフォロワーたちの目に止まりやすい投稿直後は避けた方がいいですし、もちろん別人を装っている間は自分の投稿は控えておく必要があります。
もっと突っ込んで考えると、自分が投稿せずひっそりとストーリーが消える事を待っていても、フォロワーにタグ付けされたりメッセージのやりとりを持ち掛けられるケースだってあるので、普段から頻繁にフォロワーと絡んだりしている人は非常に不向きな方法と言えますね。
ブロック後の再フォロー
注意点がもうひとつ、もし相手をフォローしていた場合はブロックすると相手のフォロワーから自分は外れてしまいます。
こっそりブロックすることは出来ても、こっそりフォローを再開するのは、相手が自分でフォロワーが増えた時の通知をオフにしていない限り知られてしまいます。
奇跡的にブロックされていた事は気付かれなくても、前にもフォロワーになったはずのユーザーが再びフォロワーになった事が知られれば、必然的に一旦フォロワーを辞めた事が気付かれる事になりますね。
相手が非公開アカウントで投稿している場合
非公開アカウント、つまりフォローを認めたユーザーにだけ公開を制限している鍵垢と呼ばれるアカウントです。
このタイプのユーザーのストーリーをバレずに閲覧する事は非常に困難です。よっぽどストーリーの足跡に関心がない人でなければ十中八九バレると思って下さい。
高度なテクニックとしては、捨垢で他人を装ったままコンタクトを取り、フォローを承認してもらうという手もあります。
しかし鍵垢にしている人は仲の良い知り合いだけに公開したくてわざわざ公開を制限している人なので、メインアカウントとは全く他人を装った捨垢で申請してもフォローを承認して貰える可能性はかなり低いと言えるでしょう。
そもそも鍵垢のユーザーにメインアカウントのみを承認してもらっていて、メインアカウントからでなければストーリーが見られない。でも閲覧したとバレたくないというケースは少数だとは思いますね。
インスタ用に足跡機能を付け足せるアプリはある?
出典:http://aim-talk.net/
インスタが公式に足跡機能を付けていなくても、足跡機能を追加できるアプリが独自に開発されているのでは?という関心も強く持たれているようなので、調べてみました!
足跡機能あるアプリは危険?
一時、海外で開発された、そのアプリを入れている同士で足跡をつけあう事ができるものがありました。
日本だけではなく、海外でも足跡についての関心は強いため、類似アプリはどんどん開発されているのですが、こうしたアプリはインスタへの不正アクセスの懸念があるので要注意です。
多くの足跡機能はそれぞれのアカウントの情報が必要になりますから、開発側は足跡機能への関心の強さを利用してアカウント情報を集める目的である場合もあるのです。
現に、パスワードの盗用が発覚して削除されたアプリもあります。
足跡を残したいというニーズではなく、自分への全ての足跡が知りたいというニーズに答えられるアプリは今のところは開発されておりませんが、足跡をつけずにストーリーを見たり24時間以上たっても消えないように保存することができる『Instagramでリポスト』という無料アプリも出ているようです。
こちらもアプリにアカウント情報を入力するので、リスクを承知で自己責任といったところでしょうか。
基本的にはインスタの公式な方針がストーリー以外の足跡の追跡ツールを設けていないので、これが変わらないでいるうちは、ストーリー以外なら頻繁に見に行っていても相手に知られる事はありません。
PCでインスタを見る時の注意
インスタのユーザーの殆どはスマホで投稿を閲覧していると思いますが、PCのネットブラウザでも自分が投稿することはできませんが、投稿されたものを閲覧することができます。
ただ、PCでインスタを見る場合のみに使えるWEBSTAという分析ツールを使って投稿を検索して閲覧すると、投稿したユーザーにアクセスがあった事が足跡と同様に相手に通知されるようになっているので、知られたくない相手の投稿はPCでWEBSTAを使いながら見ないようにしましょう。